
こんにちは!あさみです
海外への「親子留学」を目標に、毎日2歳の娘と英語を勉強中!
自分の経験をもとに「子どもの英語」に役立つコンテンツやノウハウを書いています!
2歳から英語をやっても意味がない
早期英語教育に興味のあるママ&パパなら、一度は耳にしたことがある意見ですよね。
英語学習を始めるタイミングは決断が難しいので、なぜこう言われるのか?理由がかなり気になりますよね?
本当に意味がないのであれば、無駄なお金をかけたくはないし・・・
ただ2歳の娘と一緒に英語の勉強をしている私の体験談を話すと、、、



英語は2歳から始めるのがベスト!笑
ただ勉強の仕方を間違えると、「意味がなかった・・・」という結果になることも。
ということで、この記事では、
・2歳からの英語は意味ないという意見と理由
・2歳からの英語は意味があるという意見と理由
・2歳からの英語を成功させるポイント
について解説してこうと思います。
2歳から英語を始めても意味がない?その理由は?


我が家には2歳の娘がいて、彼女は現在インターナショナルプリスクールに通っています。
ちょうど1年前、早期に英語教育を始めることに対し色々と情報を集めているとよく目にしたのが、
2歳から英語をやっても意味がない
という意見。
当時の私は、



言語なんて、習い始めるのが早ければ早いだけ習得しやすいんじゃないの?
と思っていたので、なぜ「意味がない」と言われるのかかなり気になってしまい、その理由を調べてみたら、
・英語耳は獲得も早いが消えるのも早い
・子供に無理をさせる可能性が高い
・どうせ小学校で習うんだから
・英語の習得よりも日本語の習得の方が大事
というのが主な理由でした。



1つずつ解説していきますね
英語耳は獲得も早いが消えるのも早い


後で詳しく解説しますが、早期の英語教育のメリットとして
幼児期に英語学習を始めると、英語耳を獲得しやすい
というのは、よく聞く話だと思います。
0歳~3歳というのは、言語の習得に最も適した時期で、大人だと理解が難しいLとRの発音の違いなども、子供は簡単に聞き分けてしまうんだそう。
ただ幼児期に獲得した英語耳は、獲得しやすい反面消えてしまうのも早いという特徴を持っています。
私の友達(日本人夫婦)に、アメリカで子供を出産した人がいるんですが、お子さんが幼稚園に入学するのに合わせて日本に帰国。
そのお子さんは日本の認可幼稚園に通うことになったので、英語に触れる機会がほとんどなくなってしまったところ、そのお子さんが小学校に入学する頃には、ほぼ英語は話せなくなってしまったんだそう・・・
つまり、、、
英語耳を定着させるには、英語耳を獲得した後も、日常的に英語のシャワーを浴び続ける必要がある
という事なんです。
このブログを読んでくださっている方は、ほとんどが日本人の方だと思います。
そんな皆さんが、日常的にお子さんに英語のシャワーを浴びせ続けるというのは、かなり非現実的ではありますよね。
そうすると、英語を始めたころは話せた英語も、いづれ話せなくなってしまう。
そのため、「2歳からの英語は意味がない」と言われてしまうようなんです。
子供に無理をさせる可能性が高い
2歳というまだ小さいうちからお子さんに英語をと考えているあなたは、きっと教育に熱心でお子さん思いの方なんだと思います。
もしご自身が英語で苦労した経験をお持ちだったら、同じ思いは子供にはして欲しくないですもんね。
ただ思いが強いと見落とし勝ちなのが、
子供が英語を楽しんでいるかどうかという視点
英語学習のアプローチは本当にさまざまです。
例えば、英会話教室など外に英語を学びに行く場合。


先生と楽しく歌やゲームを交えてコミュニケーションを学ぶところもあれば、フラッシュカードなどで単語をただ暗記するようなレッスンを提供しているところもあります。


無理をして英語を学んだ子供に起きる可能性があるのは、、、
・英語を嫌いになると「コミュニケーションツール」だと認識できない
・嫌いなものを効率的に学習することは難しい
・英語を見聞きするのも嫌になるほど、拒否反応を起こす
・いずれ始まる小学校英語にも悪影響がある
もしあなたが、「我が家も2歳から英語を」と考えているのなら、子どもが英語嫌いになってしまわないようなレッスンや方法を選び、子どもの気持ちや意欲を尊重しながら続けなければ、「意味がなかった・・・」という結果になってしまうかもしれません。
どうせ小学校で習うんだから
先ほども解説したように、英語学習のアプローチは様々です。


例えばあなたが、ご自身の2歳のお子さんに、週に1度英会話教室に通わせるという事を選んだとします。
するとあなたのお子さんは、小学校入学までには
・自分の名前が英語で言える
・英語で挨拶ができる
・好きな食べ物が言える
など簡単な英語能力を身につけてくれると思います。
ただその程度の英語であれば、小学校3年生から始まる英語の授業ですぐに習うんですよね・・・
早期英語教育といっても、自己紹介ができる程度にしかならないのであれば、どうせ小学校でも習うんだから「2歳からの英語は意味がない」となってしまうようです。
英語の習得よりも日本語の習得の方が大事
私が娘をインターナショナルプリスクールに入れる事を決めた時、複数の友達や親から、



日本語の発達が遅れる心配はない?
と聞かれました。
いわゆる「セミリンガル問題」ですね。
【セミリンガルとは】
複数の言語を話せるけれども、そのどれもが年齢相応に発達していない状態や、そういう人
私たちは、それぞれの中に「軸」となる言語を持っています。
“母国語”とも呼ばれ、日本で生まれれば日本語が自然と母国語になりますね。
その母国語を使って論理的に物事を考える力(論理的思考力)というのは、生きていく上でとても大切な能力です。
【論理的思考力とは】
物事の全体像を把握し、道筋を立てて考える力


論理的思考力のある人は説得力があったり、相手の気持ちを汲み取りながら会話をすることができます。
幼児期に英語を教え込むよりも、母国語で深く核心を突く考えができるようになることのほうがずっと大事だという考えから、英語を始めるのは小学校高学年くらいがベストだ(2歳からの英語は意味がない)と言われているようです。
セミリンガル問題については、こちらの記事で詳しく解説していますので、気になる方は合わせてチェックしてください。


英語は2歳から始めるからこそ意味がある?その理由は?
ここからは、
英語は2歳から始めるからこそ意味がある
という意見について、その理由を解説していきます。
主な理由は以下の3つでした。
・英語耳は3歳までに作られる
・他言語に抵抗感がない
・英語のための時間を確保しやすい



こちらの意見についても、
1つずつ解説していきますね
英語耳は3歳までに作られる
私は、モンテッソーリ教育という教育法も勉強しています。
そしてモンテッソーリ教育では「胎生(妊娠)7ヶ月頃~5歳半頃」の期間を「言語の敏感期」と呼び、子供が言語をどんどん吸収する時期と位置づけています。
さらにいうと、「言語の敏感期」は、
・0歳〜3歳・・・無意識での言語の学習期
・3歳〜5歳半・・・意識的な言語の学習期
と大きく2つの時期に分けることができ、3歳までの「無意識での言語の学習期」というのを特に大切にしています。


この頃の子供は、まるでスポンジのように耳にした言葉をそのまま吸収し、そして3歳になる少し前くらいに、たくさんの言葉が溢れてきます。
「無意識での言語の学習期」にいかに言葉の貯金ができたかが、その後の言語の発達に大きく影響してくるということです。
ちなみにこの「言語の敏感期」というのは、1つの言語に限ったことではありません。
この時期の子供は、複数の言語を区別して聞き分ける事ができます。
つまり、、、
「言語の敏感期(特に0歳~3歳)」に適切な英語環境を用意してあげられれば、英語耳も苦労することなく獲得することができるということです。
そのため、「英語は早く始めるからこそ意味がある」と言われています。
他言語に抵抗感がない
0歳~3歳頃の子供は無意識で言語を習得していくので、当然、母国語以外の言語にも抵抗感はありません。
つまり私たち大人のように、英語を「学習」と捉える感覚がないということです。
英語も日本語と同じように遊びやコミュニケーションの手段としてすんなり受け入れられるからこそ、英語を大好きにできるチャンスも多いということです。


そのため、「英語は早く始めるからこそ意味がある」と言われています。
英語のための時間を確保しやすい
一般的に、
英語を習得するのに必要な時間は、2,000時間だと言われています。



一概に2,000時間と言われてもピンとこないですか?
例えば、1日に1時間、英語学習のために時間を費やすとします。
すると、5年半かかってやっと達成できるのが、2,000時間です。



想像以上の時間ですよね・・・
しかも簡単に1日1時間と言いましたが、それだけの時間を毎日確保するのって、かなり大変なことじゃないですか?
幼稚園に入れば習い事や友達との時間が増え、小学校に入ればそこに宿題や基礎科目の勉強が追加され・・・
中学生、高校生にもなれば部活動やアルバイトも始まって、なおさら英語に割く時間なんてないですよね。
その点、幼稚園入学前の0歳~3歳の子供なら時間だけではたっぷりとあります。


英語アニメを見たり、英語絵本を読んだりしながら、ゆっくりと英語に慣れ親しめるため「英語は早く始めるなら早い方がいい」と言われています。
2歳からの英語を成功させるポイントはゴール設定
2歳から英語を始める事は「意味がない」「意味がある」、どちらの意見も確認したからこそ出た私の答えは、
娘が2歳になるタイミングで英語を始めよう!
でした。
ただだからといって「意味がない」という意見を完全に無視したわけではありません。
特に
・英語耳は獲得も早いが消えるのも早い
・子供に無理をさせる可能性が高い
という理由には、なるほどなと思わされました。
これは私の場合ですが、
私たち親がどんなゴールを設定するか
これが、2歳からの英語を成功させるポイントなのではないかと考えています。
例えば、小学校入学までに英検3級に合格!というのをゴールにしたとしましょう。
【英検3級合格の英語力】
・1,200語程度の単語が分かる
・挨拶や自己紹介といった身近な英語を理解し、使える
この目標は決して無茶な目標ではないと思います。
実際SNSを見ても、5歳~6歳の子供でも「合格しました!」と投稿している人はたくさんいます。
続きを読む▼やったー!
— いちごろ(黒光り✨) (@panda66104256) March 11, 2021
息子(6歳、幼稚園生)が英検3級に合格しました〜!
ライティングもスピーキングも無事にパス出来ました!
頑張って勉強した甲斐があったね。 pic.twitter.com/bHKHc69O8X
英検3級と言えば中学卒業程度の英語を学べているということなので、それを6歳までに達成しているなんて、その努力には本当に頭が下がります。
ただこれらの投稿を見て私が一番最初に思ったのが、



この子たちは、英語を嫌いになっていないかな?
という事でした。
6歳の子供が中学レベルの英語力を身につけたのであれば、相当な量の勉強をしたはずです。


ただ英語を勉強したことによって、英語が嫌いになってしまっていたら本末転倒ですよね。
しかも嫌いになったせいで以降、英語に触れる機会をなくしてしまったら、努力して獲得した英語力も失ってしまう・・・



そんな悲しい状況は絶対に避けたい・・・
そこで我が家では、2歳の娘の英語教育に対してこんなゴールを設定しました。
【我が家のゴール設定】
娘を英語嫌いにしない
幼児期の英語教育にだけ力を入れても、将来英語を自分の言葉にし、生きていくツールとして使いこなせるだけの英語力を身につけることはできません。
「継続」
これが、本当の意味での英語力を身につけるために一番大切なポイントです。


子育て中の方なら分かってもらえると思いますが、子供は好きな事しか継続できません。
嫌いなものなんて、見向きもしてくれません^^;
だからこそ、我が家では
「英語を嫌いにしない」これを2歳の娘の英語教育のゴールに設定しています。
現在の娘の状況について
娘が英語に触れるようになって半年ぐらいが経つのですが、ゴール設定がよかったのか、今のところ娘は英語を嫌いにはなっていません(むしろかなり好きです)。
そんな娘の現状を最後に少し紹介させてください。
何をするのが好き?
日本語、英語に関わらず、我が家の娘は歌が大好きです。
なので、
・CDで英語の童謡を聞く
・一緒に英語の歌を歌う
は特に好きです。
こちらの記事では、娘が大好きな英語の歌について詳しく紹介しています。
気になる方は合わせてチェックしてください。


集中できる時間は?
我が家の場合ですが、むちゃくちゃ調子がよければ、30分は集中して英語でコミュニケーションを取っています。
ただ平均すれば、1回で集中できる時間は15分程度です。
1回の時間は15分程度ですが、それを1日の中で何度か繰り返しているので、トータルだと1日2時間ぐらいは娘と英語でコミュニケーションを取るようにしています。
現在の習熟度は?
・Pass me 〇〇 (〇〇を取って)
・Clean up Please(お片付けをしよう)
・Let’s take a bath(お風呂に入ろう)
など、簡単なコミュニケーションであれば、私が英語で話しても、内容を理解し行動してくれます。
私は娘と遊ぶ時はなるべく英語ではなしかけるようにしているんですが、「What’s color?」と尋ねると、英語でブロックの色を答えてくれます。
他にも、10までなら英語で数が数えられるようになりました。
まとめ
・英語を嫌いにしない
・そのためには子供が好きなものを通して英語に触れる
・そして英語学習を継続する
・英語の勉強と同じぐらい日本語の勉強も大切にする
私自身は、2歳頃から英語を始めることは「意味がある」と思っています。
ただ英語学習の方法を間違えると、子供を「英語嫌い」にしてしまう可能性があることも学びました。
子供の「好き」を通して、まずは英語に興味を持ってもらうことから始めるのがいいですね^^
こちらの記事では、子供の興味別におすすめのコンテンツを紹介しています。
気になる方は合わせてチェックしてみてください。








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