
こんにちは!あさみです
海外への「親子留学」を目標に、毎日2歳の娘と英語を勉強中!
自分の経験をもとに「子どもの英語」に役立つコンテンツやノウハウを書いています!
2歳から英語学習を始めたいと考えている親御さんなら、一度は入会を検討する「くもん英語」。
ただくもん英語について色々調べているとよく見るのが、
くもん英語では、英語は話せるようにはならない。
という意見。
2歳から公文して幼稚園ぐらいから低学年まで英語もやってたのに何も身についてなくて辛いわ😂英語話せるようになりたい😂
— りな/ゆとりな@LiSAッ子 (@kittyrina0210) September 22, 2023



なんで話せるようにならないんだろう?
と気になったので、早速くもん英語の無料体験に行ってきました。
体験当時の娘の年齢は2歳2カ月です。
今回は、実際に体験したから分かる、くもん英語のメリット・デメリットを解説します。
くもんの英語ってどんなことをする?


公文といえば、プリント学習のイメージが強いですよね。
なので、英語もプリントを使って勉強するのかなぁと思っていた私は、



2歳児ができる・・・?
と思っていたんですが、2歳でも始められるくもん英語は、プリント学習ではなく、テキストとE-Pencil(イーペンシル)というタッチペンを使った学習方法でした。





タッチペンでテキストをタッチすると、
単語や歌の音声がネイティブの英語で流れてきます。
またどんな風に授業が進められるのかというと、一般的な英会話教室のように、先生が読み聞かせをしてくれたり、単語の発音を教えてくれたりということはしません。
子供は指定されたページのイラストをE-Pencilでタッチ。
そこから流れてくる英語を聞き、復唱する。
これを約30分の勉強時間の間、繰り返します。
そして最後に先生の所に行き、自分がその日勉強した単語を先生に聞いてもらい、ちゃんと話せているか等チェックをしてもらいます。



くもんの先生はネイティブではないので、日本語英語を聞かせないため、教室で先生が英語を話すことはないと説明をうけました。
幼児期はこの「聞く」⇔「復唱する」を繰り返し、教材が小学生レベルまで進むと、「書く」「読む」も加わってきます。
体験して分かったくもん英語のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
E-Pencilが使いやすい テキストのレベル分けが細かい | 英語をインプットできる量が少ない 英語を聞く⇔復唱をするという学習が2歳ではできない オールイングリッシュじゃない 月謝が高い 教室という雰囲気が合わない |



一つずつ解説しますね
くもん英語のメリット
E-Pencilが使いやすい
くもん英語の
E-Pencilですが、タッチエリアが広い、音がクリアなど、タッチペンとしての機能はすごくいいと思いました。また娘は音がなるおもちゃが大好きなので、タッチペン自体への食いつきはかなり良かったです。
遊び感覚で英語を始められるという点では、タッチペンを導入しているくもん英語は、すごくいいなと思いました。
テキストのレベル分けが細かい


くもん英語の特徴の一つとして、教材のレベル分けがかなり細かいです。
一番優しいテキストだと、「apple」や「peach」などの簡単な単語が、1ページに1語か2語のっているレベルからスタートします。
そこから徐々に1ページあたりの単語の数が増えていき、単語の種類も名詞だけでなく動詞なども加わっていきます。
お子さんが「英語が全く初めて」といった場合でも、安心して始めることができますし、レベルアップも理解度に合わせて徐々にすることができます。
いきなり難しい英語から始めたり、急にレベルアップしたりすると



英語難しい!
嫌い!
となってしまうこともあるので、その点はくもん英語だと安心思います。
くもん英語のデメリット
英語をインプットできる量が少ない
くもん英語は、小学生以降のレベルの教材であれば、語彙数やフレーズの数が増えてくるので学習するのも良いかと思いますが、幼児レベルのテキストは語彙もフレーズも限定された言い回しが多いです。


娘が実際に体験した英語のテキストを見ても、出てくる語彙数は1冊に50語ほどでした。
また先生にお願いして、次のレベルのテキストも見せてもらいましたが、最初のテキストと同じ単語が何度も出てきていました。
また1回の授業(約30分間)で学ぶ単語数は4~10単語程度です。
「小学校に上がるまでに、英語に慣れ親しんでいて欲しい」ぐらいであれば、くもん英語で十分だと思います。
ただ、「英語を話せるようになって欲しい」と考えているなら、インプット量が少なすぎるため、くもん英語だけでは難しいと思います。
こちらの記事はで、インプットの重要性について詳しく解説しています。
気になる方は、合わせてチェックしてください。
→聞き流しで英語を話すようになる?2歳におすすめの歌は?成果動画も!
学習方法が単純すぎて飽きる


先ほども紹介したように、くもん英語の学習方法は、E-Pencilから聞こえてくる音を聞き、それを復唱するというのを繰り返します。
ただ2歳の娘がいきなり英語を口にすることはありません。(知らない単語ならなおさら・・・)
そうすると、何度も同じイラストをクリックするだけという単純作業になってしまうんですね。
それでも市販のタッチペン付英語教材のように、たくさんタッチできるところがあったり、いろんな音が流れたりすれば楽しいと思うんですが、くもん英語は1冊で単語は50語程度。流れる音も英単語だけ。。。
これは、すぐに飽きるだろうなぁと思っていたら、案の定我が家の娘は初日のみ遊んで、他の日はほぼ遊びませんでした^^;
オールイングリッシュじゃない
くもん英語は、「テキストの内容」も「英語と日本語が混じっています。
E-Pencilから流れてくる音声」もオールイングリッシュを希望するかどうかはご家庭によりますが、私は娘に対し「英語は英語のままで理解して欲しい」と思っていたので、英語と日本語が混ざっているくもん英語の教材は、デメリットに感じました。
月謝が高い
公文の月謝は以下の通りです。
対象 | 1教科/月額会費 | |
東京都・神奈川県に所在する教室 | 左記以外の地域に所在する教室 | |
幼児・小学生 | 7,700円 | 7,500円 |
月謝の他にも、E-Pencil(6600円)の購入が別途必要になります。
くもん英語は、一般的な英会話教室などとは違い、教室に行ってもネイティブの先生と話すわけでもなく、先生から英語を教えてもらうわけでもありません。
E-Pencilでテキストを聞いて復唱のみです。
教材のレベルが小学生レベルまで進むと、「読み」「書き」もスタートしますが、当分はE-Pencilのみです。
それであれば、市販のタッチペン付英語教材を使った方が、娘も楽しく勉強してくれるのでは?と思いました。
もちろん、この月謝が高いと感じるかどうかは人によると思います。
ただ私は



この学習内容でこの価格は高いな・・・
これなら市販のタッチペン付教材を買うかなぁ
と思ってしまいました。
ちなみにこちらの記事では、おすすめのタッチペン教材をたっぷり13選紹介しています。
気になる方は合わせてチェックしてください。
→【タイプ別】2歳向けタッチペン付英語教材おすすめ13選!失敗しないための選び方も!
教室という雰囲気が合わない


これは娘の場合はということですが、知らない子がたくさんいる中で、机に向かって、自主的にE-Pencilを使うというのが、そもそも無理がありました^^;
娘の場合は、机に向かってお勉強よりも、ダンスや歌を通じて英語を学ぶという方が向いているのかなと思います。
まとめ
・くもん英語だけでは、英語のインプット量が少なすぎる
・教室で机に向かって学習するという方法は、2歳児には向かない
というのが、今回くもん英語を体験して感じた、率直な意見です。
確かに、くもん英語をやっているだけでは、英語を話せるようになるのは難しいだろうなと思いました。
なので、今回の無料体験では、その後の入会は見送ることにしました。
ただタッチペンを導入していることや、レベル分けが細かいことなど、くもん英語の教材がしっかりしていることは間違いないです。
なので、小学校に上がるまでに、少しでも英語に慣れ親しんでおいて欲しいと考えている方には、くもん英語はおすすめだと思います。
ちなみに今回紹介した内容は、あくまで無料体験に行って感じた私の個人的な考えなので、参考程度にとらえて頂けるとありがたいです。
迷っている方はまず、私と同じように、無料体験教室に行ってみるのがおすすめです。
無料体験の期間中であっても、E-Pencilも貸してもらえますし、テキストの内容を実際に確認することもできます。
今回私は入会を断ったわけですが、無理な勧誘も全くなかったので、安心して体験できると思います。




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